新しく建てる住まいのカーテン選びは、お引っ越し直前まで迷う方が少なくありません。どんな部屋作りをしたいか想像しながら、デザイン・スタイル・機能に注目すると選びやすくなります。この記事では、新築住宅への転居や模様替えでカーテンを購入予定の方に、カーテン選びのポイントを解説します。費用相場や失敗しないコツもご紹介しているのでカーテン購入検討中の方はぜひお役立てください。

新築住宅のカーテン選びのポイント

▲商品名:【ラゲッド BL】ブルー>こちら

新築住宅のカーテンはどのように選ぶと良いのでしょう。カーテン選びのポイントを解説します。

カラーの選び方

新築住宅のカーテンは、ソファやテーブルといった家具と相性が良いカラーを選ぶ事が大切です。

壁と同色系のカーテンを選べばまとまりが生まれ、空間に統一感が生まれます。また、カラーが与える印象で選ぶ方法もあります。白やブルーは爽やかな印象、落ち着きを求めるならベージュやアイボリー、クールな印象なら黒やネイビー。グリーンやイエローは部屋の印象が明るくなる、失敗の少ない人気色です。

柄の選び方

柄カーテンは部屋の印象が大きく変化します。特にシンプルなカラーや家具が多い部屋では柄がよく映えます。

柄カーテンは柄の大きさやデザインで部屋の見え方が変化します。大柄のカーテンは、圧迫感があり、部屋を狭く見せてしまう場合があるので注意が必要です。コーディネートしやすい人気の柄はボタニカル柄やボーダー柄です。

機能の選び方

新築住宅のカーテンは、機能面も意識して選ぶ事が快適な部屋作りに繋がります。

様々な機能があり、例えば遮光カーテンは外からの光を遮るため、寝室に利用することが多い機能です。その他、万が一の火災時に役立つ防炎カーテン、外気の侵入を防ぎ冷暖房の効率向上が期待できる遮熱カーテン、外からの視線を遮るミラーレースカーテンなどがあります。ライフスタイルにあった機能を選ぶ事が大切です。

スタイルの選び方

一般的によく見るカーテンは、ヒダをつまんだカーテンです。レースカーテンと組み合わせて取り付ける事が多く、柄やカラーが豊富です。

ヒダのつまみがないフラットカーテンはカーテンの柄をはっきり見せたいときにおすすめです。 生地を上下に昇降させるシェードカーテン、固めの生地を巻き取りながら上がるロールスクリーンはスッキリとした印象になります。シェードカーテンやロールスクリーンはサイズの上限があること、出入りをする窓では不便なときがあるため、大きな窓には不向きです。

部屋別の選び方

新築住宅のカーテンは部屋の用途に合ったカーテン選びが大切です。

過ごす時間が長く、多くの人の目に触れるリビングでは好きな人が多いナチュラルなカ―テン、寝室は落ち着きのあるカーテン、子供部屋で朝寝坊を防ぎたい場合は外の光を取り込むカーテンなど、ニーズに合ったカーテンを選びます。キッチンやトイレなどの小窓に目隠しとしてカフェカーテンを取り付ける方もいます。 また、部屋の方角によっても選ぶカーテンは異なり、日差しが強い部屋には遮光カーテンを付けます。

カーテン選びはサイズ測定が重要

●【動画】窓の測り方と注文サイズ

    
  

せっかく新調する新築住宅のカーテン。色柄や機能のほかに、窓の大きさにあったサイズのカーテンを用意することが重要です。採寸と注文サイズの計算方法を紹介します。

正しい採寸方法

レールを基準に測定する事が大切なため、サイズを測る前に、カーテンレールの取り付けが必要です。

幅はレールの種類(機能性レール・装飾レール)で採寸位置が異なります。 機能性レールは左右の固定ランナーの端から端を、装飾レールはランナーの位置を決め、ランナーの端から端を測ります。

丈は、窓の種類やカーテンレールの位置によって異なります。 掃き出し窓や窓枠の内側にカーテンレールがある場合はランナーの下部から床までを測ります。腰高窓の場合は窓枠の下側まで測ります。

採寸における注意点

採寸が終わったら、注文サイズを計算します。測ったサイズと購入するカーテンのサイズは異なるため注意します。間違えやすいの窓のサイズを測ること、測ったサイズそのままの大きさを注文してしまうことです。

注文サイズ

●注文サイズ(幅) 左右から光漏れしないように、ゆとりが必要です。 ・注文サイズ=採寸サイズ×1.05 ●注文サイズ(丈) ・注文サイズ A:掃き出し窓・カーテンレールが窓枠の内側にある場合:採寸したサイズから約-1cm B:腰高窓(カーテンレールが窓枠の外側にある場合):採寸したサイズ+15~20cm ※レースはカーテンよりも1㎝短くします。

採寸方法はこちらでもご確認いただけます。

新築住宅のカーテンを購入できる場所

▲商品名:【チーレ GRY】グレー>こちら

カーテンを選ぶ際、専門家に相談しながら選びたい、採寸をお願いしたい場合もあるかもしれません。新築住宅のカーテンを購入する様々な方法をご紹介します。

カーテン専門店

カーテン専門店では窓回り商品を中心に販売しています。ショールームが併設されている場合は、素材やカラーを実際に見てカーテンを選ぶことも可能です。

長所は、専門家による幅広い知識と多くのメーカーのカーテンを取り扱っている点です。スタイルや商品の選択肢が多く、理想に近いカーテンを購入できます。また、採寸・取り付けを依頼できるといった長所もあります。高所など複雑な場所での取り付けが発生する場合や、輸入生地などは高額になる場合があります。カーテンにこだわりたいという方向きの購入方法です。

ハウスメーカー・工務店

事前に確認が必要ですが、住宅の建設を依頼しているハウスメーカーや工務店から購入することも可能です。

長所はカーテン業者を探す手間がない点、好みが共有できているため商品選びがスムーズに進む点、構造や寸法・スケジュールが共有されているためカーテンレールの設置、取り付けなどの失敗が少ない点などがあげられます。引き渡しの際にはカーテンがついた状態になっていることもあります。 全ての窓にカーテンをつける場合は数十万円以上になる場合があります。ハウスメーカー・工務店によって住宅購入費用にカーテン工事が含まれている場合とそうでない場合があるので、早めに確認しましょう。

ホームセンター・量販店など

サイズがあう場合に、店舗に並んでいる既製カーテンの中から商品を購入する方法です。 店頭で商品を確認できる点や、既製品の場合は購入してすぐに持ち帰り、取り付けることができる手軽さが特徴です。自身でサイズ測定や取り付けを行うため、他の方法よりも費用を抑える事ができます。カーテンレールの設置は工務店に依頼し、自身でカーテンのみを取り付ける場合もあります。

インターネット

最近はインターネットでもサイズをオーダーして購入できることが増えました。サイトに掲載された写真で吊った状態のイメージがわきやすい点、自身で取り付ける分費用が抑えられる点などがあげられます。短所は素材感や透け感がわからない点、自身で採寸しなければいけない点、注文方法がショップによって異なる点などがあげられます。

新築住宅のカーテンの費用相場

▲商品名:【アトモ YGN】イエローグリーン>こちら

費用がかかる新築住宅。「思っていたよりも高い」といわれることの多いカーテンの費用相場について、プロに依頼する場合と自分で設置する場合に分けて解説します。

プロに依頼する場合

ハウスメーカーや工務店・カーテン専門店に取り付けを含めて依頼した場合は、窓の数によって変化します。窓が10個程で約30~50万円が相場です。生地のグレード、窓の大きさ、カーテンレールによっても費用は異なります。予算がどれぐらいになるか事前に打ち合わせする事が大切です。

自分で設置する場合

自分でカーテンを設置する場合の相場は、窓が10窓で10~20万円程度が多いです。自身でカーテンやカーテンレールを選び、購入する分費用の調整ができます。採寸作業は労力がかかりますが、業者に頼らない分費用を抑えやすいです。

カーテンにかかる費用を節約する方法

新築住宅のカーテンは、どの部屋のカーテンにこだわりたいか優先順位をつけると、節約すべき場所が見つかります。賢く節約するためのポイントを解説します。

使用頻度の低い部屋は予算をかけない

例えば子供が成長してから子供部屋にする予定の部屋など、すぐに使わない部屋、レースカーテンなしでカーテンだけを吊り、費用を抑える場合があります。床などの日焼けを防ぐためにカーテンが適切です。さらに、引っ越し前に使用していたカーテンや既製カーテンを利用して費用を抑える事が可能です。

人目につかない部屋に予算をかけない

人目につかない部屋には、予算をかけないという節約方法もあります。すりガラスや人目につかない窓はドレープカーテンやレースカーテンのみですませたり、寝室には既製のカーテンを選んだりと工夫次第で節約可能です。人目につかない部屋の予算を抑えて、リビングはオーダーカーテンにするなど、調整ができます。

新築住宅のカーテン選びを失敗しないコツ

「取り付けたら想像と違う」といった後悔をしないように、新築住宅のカーテン選びに失敗しないコツを解説します。

サンプルで事前にチェックする

カーテンの柄や色は照明によって店舗やカタログ、インターネットで見た印象と、自宅で取り付けた時の印象が異なる場合があります。事前に生地サンプルを取り寄せ、カーテンの素材や色味、柄の大きさを確認しましょう。事前にチェックする事で、失敗は少なくなります。生地サンプルは店舗やネットショップに用意されている事がほとんどです。

部屋全体のバランスを考える

新築住宅のカーテンは、好みの色や柄にこだわりすぎるとカーテンだけが浮いて見えてしまう事があります。家具や照明、壁紙をイメージしながら、部屋全体のバランスを考えて選びましょう。新築住宅の床や壁の色見本(サンプル)を用意し、購入予定のカーテンと照らし合わせながら選ぶ事も失敗を減らす有効な方法です。

プロに相談する

新築住宅のカーテン選びに迷った場合には、プロに相談しましょう。打合せを通して何を優先しているか気づくことができる場合もあります。失敗しやすい採寸やレールの取り付けは、施工のプロに頼むと安心です。

新築住宅・お部屋別おすすめのカーテン

リビングにおすすめのカーテン

家族が集まり、お客様を通すこともあるリビング。好まれやすい色柄がおすすめです。

ドレープカーテン 人気のナチュラルテイストにも北欧テイストにもあわせやすいアイボリー。お部屋が優しい雰囲気になります。日本の住宅に多い木造の家、木目の床と相性が良い色です。遮光カーテンですが、3級なのでやや光を通します。

レースカーテン お部屋から窓の外の景色を見えるようにしたいか、プライバシーを守りたいかによって選ぶ商品は変わります。

A:豊富な機能が魅力。外からの視線を遮る遮像ミラー、防炎、UVカット率90%以上、省エネタイプの無地レースカーテン。

B:窓から見えるお庭の景色を楽しみたい、外の様子が分かるようにしたい方は透け感のあるタイプを。節のある糸を使用し、ナチュラルな雰囲気です。

寝室におすすめのカーテン

大切なのはリラックスして安眠できること。「落ち着き」を意識して選びます。

ドレープカーテン 昼間の日差しのほか、夜、街灯の近くの部屋でも外の明るさを感じることもあります。お部屋を暗くすることが安眠につながるため、遮光カーテンが向いています。ただし、寝坊が心配な方や朝日を浴びて目覚めたい方は非遮光タイプから選ぶと良いです。

レースカーテン ブラウンには落ち着きをもたらす効果があるといわれています。外からの視線を遮る遮像ミラータイプでプライバシーを守ります。

子供部屋

子供が成長しても長く使いたい場合にはシンプルな無地系を、子供の成長にあわせて吊り替えを予定しているとき、おもちゃや家具にあわせたカジュアルなカーテンを吊ると部屋の変化を楽しむことができます。

ドレープカーテン 写真は同じ商品で色違いのカーテンを1枚ずつ用意し、タッセルを組み換え。長く使うことができる無地タイプでもアレンジを楽しむことができます。

レースカーテン 星座の柄をプリントした珍しい青色のカーテン。

和室

カーテンをつけないこともある部屋ですが、カーテンをつける窓がある場合は畳の色にあわせたアースカラーや植物柄から選ぶと似合います。

ドレープカーテン ナチュラルな色で和室にあうグリーン。光漏れを軽減する遮光1級に加え、防炎、省エネと機能性に優れています。

レースカーテン カーテンを無地にしたときには小さなリーフ柄の組み合わせがおすすめ。やさしくナチュラルな雰囲気が和室に似合います。高いUVカット率もおすすめポイントの一つです。

まとめ

新築住宅のカーテン選びは、機能や色柄選びに加え、サイズ測定を慎重に行い、部屋の用途に合ったカーテンを選ぶ事が重要です。インテリアとのバランスを見て、浮かないカーテンを選びます。

ララカーテンはROKUをはじめとしたオリジナルデザインカーテンを多数取り扱うカーテンオンラインショップです。生地サンプルの取り寄せは5枚まで無料、日本国内縫製・丈1cm単位でのサイズ指定が可能で既製品にはないサイズも購入できるので。窓の大きさが多様化している新築住宅のカーテンにぴったりです。購入検討中の方は一度サイトをご覧ください。

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