寝室のカーテンを選ぶときには、いくつかポイントがあります。寝室には適した色があり、その色のカーテンを選ぶとリラックス効果が期待できます。この記事では寝室のカーテンを選ぶポイント、色別の心理面への影響や寝室のカーテンに適した機能などについて解説します。睡眠時の環境、質を見直したい場合にお役立てください。

寝室のカーテンを選ぶポイント

寝室のカーテンを選ぶときには具体的にどのようなことを意識すればよいのでしょうか。まず、カーテン選びに役立つ2つの考え方について解説します。

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雰囲気と色合いを合わせる

インテリアアイテムを選ぶ際は、インテリア全体の色合いを考えることが大切です。雑誌やインターネットを参考に、自分の望む寝室の雰囲気をイメージして、色を選びましょう。部屋全体に多くの色を取り入れると、落ち着かない空間になります。

アクセントが欲しい場合は、部屋に多く占める色(メインカラー)と補色関係の色を、全体の5%程度取り入れるとバランスが取れるでしょう。補色とは、黄色は紫色、緑色は赤色といったように色相環で反対の位置にある色です。

他の家具とテイストを合わせる

寝室のカーテンを選ぶときは、北欧風やモダン風などテイストを意識すると決めやすくなります。布団カバーやベッド、家具などのテイストと色合いを考えるとよいでしょう。北欧風の部屋、モダンテイストの部屋など目指す雰囲気を決めてから、そのテイストに合わせたカーテンを選ぶと、統一感が生まれます。

寝室のカーテンの色が心理面に与える影響

色にはそれぞれ心理効果があるとされています。色別の心理効果と、寝室に取り入れる際のメリット・注意事項を紹介します。

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ブルー

ブルーには心を落ち着かせる効果があり、睡眠を促すとされています。そのため、寝室内のグッズやインテリアをブルー系でそろえると、広大な空や海のようなイメージになり、安心感が得られるでしょう。ただし、部屋全体をブルーにすると寒々しく感じる場合があるため、全体のバランスには注意が必要です。

グリーン

グリーンは心身の疲れを和らげ、リラックス効果をもたらしてくれます。加えてフローリングや木製のベッドなど、寝室に多いベージュやブラウンにマッチします。グリーンには目を休める効果もあるため、デスクワークや運転など仕事で目が疲れやすい人におすすめです。

ベージュ

ベージュは、緊張感を緩める色といわれています。やわらかい雰囲気が気持ちを落ち着かせてくれるため、仕事などで不安を感じやすい人、緊張で身体に力が入りがちな人におすすめです。自然界によくある色であることから、グリーンやブルーなど他の色となじみがよく、取り入れやすいでしょう。

レッド

レッドは、目にすると脳内にアドレナリンが分泌され、情熱的で活動的になるといわれています。リラックスするための場所である寝室の色をレッド中心にすると、睡眠を妨げてしまうため、多用は控えましょう。カーテンの柄の部分など、アクセントとして少ない面積に取り入れるのであれば問題ありません。

イエロー

イエローは、見ると楽しい気持ちになる反面、落ち着きが得られない色ともいわれています。寝室に大きな面積を取り入れると、明るすぎる印象になります。取り入れるのであれば、淡いイエローやクリーム色がよいでしょう。

ブラウン

ブラウンは緊張を和らげ、心を落ち着かせてくれるとされています。控えめな色であるため、どのような色とも合わせやすいでしょう。ただし、部屋全体をブラウンにすると、暗い印象になってしまいます。ブラウンのカーテンと淡いベージュやブルーの家具を組み合わせるなど、バランスが大切です。

ブラック

ブラックは高級感があり、部屋全体をシックな雰囲気にしてくれるものの、気持ちを落ち込ませるともいわれています。寝室には、柄や差し色として取り入れるとよいでしょう。カーテンをブラックにする場合は、差し色を取り入れたり観葉植物を置いたりすると、暗くなりすぎず温かみのある雰囲気になります。

ホワイト

ホワイトは清潔感があり、気持ちをすっきりさせてくれる色であるとされています。ホワイトの部屋にホワイトのカーテンを合わせるなど、全体をホワイトで統一すると部屋が広く見える効果もあります。寝室などリラックスしたい部屋には、あたたかみのあるオフホワイトを選ぶとよいでしょう。

寝室には遮光カーテンがよい?

遮光とは光を遮ることです。遮光カーテンは、屋外の光が室内に入るのを防ぎます。ここでは、遮光カーテンの遮光等級と、メリット・デメリットを解説します。

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遮光カーテンの遮光等級

遮光カーテンは遮光性能の高いものから順に、1級(遮光率99.99%以上)、2級(遮光率99.80%以上99.99%未満)、3級(遮光率99.40%以上99.80%未満)の3種類に分けられます。1級は光をほぼ通さず、カーテンを閉めると昼間でも室内が暗くなります。2級は、カーテンを閉めると昼間でも部屋が暗くなりますが、人の顔や表情は判別できます。3級は、やや明るさがあり、カーテンを閉めると部屋は薄暗い状態になります。

遮光カーテンのメリット

遮光カーテンは屋外の光を遮るため、睡眠の質の向上が期待できます。また、屋外が明るい時間帯にプロジェクターを使用したり、映画館のような雰囲気を作ったりしたいときに、遮光率の高いカーテンを利用することで暗室のようにできます。さらに、遮熱や防音といった機能が豊富に備わっているものもあります。遮光カーテンは厚手の生地が多くであることから、重厚感と高級感を感じられるでしょう。

遮光カーテンのデメリット

光を通さないため、朝起きる際は目覚まし時計に頼らなければなりません。また、規則他悪しく自然光で目を覚ましたい人には不向きです。また、遮光カーテンは遮光性能を出すために、遮光ではないカーテンよりも柄の表現に制限があったり、なんとなく薄暗く感じたりとデザインの選択肢が減ることもデメリットといえます。気に入ったデザインのカーテンに遮光性能がない場合は、遮光性能のある裏地をつけて対処することがあります。

●ララカーテンの遮光カーテン>こちら

カーテンで選択できるその他の機能

カーテンには遮光の他にもさまざまな機能があります。寝室のカーテンを選ぶ際に、おすすめの機能を解説します。

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遮熱・保温

室内外を移動する熱の約70%は窓を通して入ってくるといわれています。遮熱や保温効果のあるカーテンを利用することで窓を経由して熱や冷気が逃げるのを防ぎます。室内の気温を保ちやすくなるため、冷暖房効率が上がり、快適な睡眠環境づくりに役立ちます。

●ララカーテンの遮熱カーテン>こちら ●ララカーテンの保温カーテン>こちら

遮音・防音

外からの音を遮り、室内の音漏れを軽減する効果のあるカーテンがあります。自宅周辺の交通量が多かったり、自宅が線路から近かったり、繁華街にあったりする場合は、防音カーテンを取り入れると安眠につながるでしょう。

※あくまでも補助的な役割で、壁よりは効果は低いです。

防炎

ストーブやアロマキャンドルなど、寝室で火を使う場合は、防炎機能のあるカーテンがおすすめです。ただし防炎といっても、通常のカーテンより燃えるスピードが遅くなる程度であるため、火の取り扱いに注意が必要です。

●ララカーテンの防炎カーテン>こちら

寝室にはドレープカーテンだけでなくレースカーテンも吊る

レースカーテンがあることで、日中はプライバシーを守りつつ、太陽光を取り込むことができます。レースカーテンには目隠し効果のあるミラーレースカーテンや家具を日焼けから守るUVカット機能のついたレースカーテンなどがあります。必要な機能が備わったカーテンを選びましょう。

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※写真はレースカーテンを手前に吊っています。

まとめ

寝室のカーテンを選ぶときは、他の家具と色合いやテイストを合わせると統一感が得られます。色にはそれぞれ心理効果があるため、寝室をどのような雰囲気にしたいのかを考えて、メインの色を決定するとよいでしょう。遮光や防音、遮熱など、さまざまな機能が備わったカーテンが増えており、多くの選択肢があります。

ララカーテンでは遮光カーテンを180点以上販売しているので好みの色や柄からカーテンを選ぶことができます。また、日本国内縫製で丈は1cm単位でサイズの指定が可能なので、好みのデザインでちょうど良いサイズのカーテンを購入できます。快適な睡眠環境づくりに、寝室のカーテンの購入を検討してはいかがでしょうか。

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