カーテンの柄はお部屋の雰囲気を左右します。柄の選び方のポイントがわかれば、おしゃれで好みのカーテンを選びやすくなります。この記事では、カーテン購入を検討中の方に向けて、柄物カーテンの選び方について、柄ごとの特徴や部屋やテイスト別に解説します。

・カーテン選びの基礎知識

柄選びの前に、カーテンの基礎について知っておきましょう。ここではカーテンの種類、フック、ヒダ山とヒダ倍率、機能性について解説します。

カーテンの種類

カーテンは、ドレープカーテンとレースカーテンの大きく2種類に分かれます。ドレープカーテンは厚手の生地で作られたカーテンで、柄や色のバリエーションが豊富です。レースカーテンは薄手の生地で作られたカーテンで、自然光を取り入れながら、外からの視線を遮ります。1つの窓にカーテンを2枚吊る場合、部屋側にはドレープカーテン、窓側(外側)にレースカーテンを吊ることが多いです。

フックの種類

フックはカーテンを吊るために使用する部材で、AフックとBフックの2種類があります。Aフックはカーテンレールを見せるタイプで、注文サイズから上に生地が約1cm長く仕上がります。Bフックはレールを隠すタイプで、注文サイズから上に生地が約4cm長く仕上がります。フックの種類を間違えると窓の大きさにと合わない場合があるため、注意が必要です。また、ひっかける部分の位置を調整できるアジャスターフックの場合は丈の長さの微調整ができます。

ヒダ山とヒダ倍率の種類

ヒダ山は、カーテン上部の、生地をつまんで山の形状になっている部分です。つまみが3つの3つ山(約2倍ヒダ)、つまみが2つの2つ山(約1.5倍ヒダ)が主流です。フラットはヒダがない平坦な仕上がりのフラットもあります。 ヒダ倍率は仕上げるカーテンに対して使う生地の分量のことで、同じ柄の生地でもヒダ倍率によって見た目の印象が変わります。幅100cmのカーテンを作る際、幅200㎝分の生地を使うのが2倍ヒダ、幅150cmの生地を使うのが1.5倍ヒダです。1.5倍ヒダやフラットは比較的すっきりした印象でカーテンの柄を楽しむことができ、2倍ヒダはたっぷり生地を使うので豪華な印象に仕上がります。

機能の種類

カーテンの機能には遮光、遮熱、防音などがあります。たとえば、遮熱カーテンは太陽光の熱を遮るため日差しが強く入る窓におすすめです。遮像ミラータイプのレースカーテンは、室内が見えにくくなることでプライバシーを守ることができ、一人暮らしの女性の住まいや通り沿いの窓におすすめです。そのほか紫外線を遮る(UVカット)レースカーテンや炎が燃え広がりにくい防炎などがあります。目的に応じて機能を選びましょう。

・柄物のカーテンの選び方

柄物のカーテンを選ぶ際は、柄の大きさ、生地の素材、カラーバランス、視覚効果を意識することが大切です。
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柄の大きさを意識する

柄の大きさによって、部屋の大きさの印象が変わります。大きな柄は目につきやすいため、一般的に部屋が狭く感じます。小さな柄は合わせやすく、狭い部屋を広く見せたい場合に最適です。大きな柄は華やかで大人っぽく、スタイリッシュな印象、小さな柄はポップでかわいらしい印象になるため、部屋のテイストに合わせて選びましょう。

生地の素材で選ぶ

カーテンの生地に使われる繊維は化学繊維と天然繊維に分かれます。化学繊維の中では比較的安くて丈夫で使い勝手がよいポリエステルが多く使われます。シワになりにくく、遮熱、防炎などの機能が充実しています。ポリエステルの他にアクリル、レーヨンなどがあります。天然繊維では綿、麻が多く使われています。天然繊維ならではのナチュラルな風合いが魅力です。木材のインテリアと相性がよく、柄物カーテンでも優しい印象になります。

カラーバランスを意識する

カラーバランスとは、色の配分です。部屋は主に3つのカラーで構成されており、バランスよくまとまる配分はベースカラー70%、メインカラー25%、アクセントカラー5%です。ベースカラーは床・壁・天井など、メインカラーはカーテン・家具、アクセントカラーは小物といったように、ほかのインテリアとのカラーバランスを意識すると、部屋がまとまります。

柄の視覚的な効果を利用する

柄の視覚的な効果を利用し、部屋の印象を変えることもできます。ストライプは天井を高く見せる働きを持ち、圧迫感を減らせます。ボーダーは奥行きを感じさせることから、部屋を広く見せ、落ち着いた印象になります。部屋が狭い、圧迫感があるなどの悩みを解決するために、柄物カーテンの視覚効果を役立てましょう。

・カーテンの柄ごとの特徴

柄が与える印象や風水の開運効果を知っておくと、柄が選びやすくなります。ここでは、カーテンの柄の特徴について解説します。
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ストライプ

ストライプは縦のラインが強調されるため、天井が高く見える効果があります。ライン幅が細いとカジュアルな印象に、ライン幅が広いとシックな印象になります。色によっても印象を変えられ、明るいカラーはカジュアルに、落ち着いたカラーはクラシックやモダンなインテリアと相性がよい柄です。風水では家族運アップが期待できるといわれています。 ストライプ柄のドレープカーテンはこちら ストライプ柄のレースカーテンはこちら

ボーダー(ヨコ段)

横の広がりを強調し、空間が広く見える柄です。ストライプよりもかわいらしく、カジュアルで親しみやすい印象を与えるため、リビングやプライベートな部屋のカーテンに人気です。シンプルでインテリアと合わせやすいため、和室・洋室問わずにさまざまなテイストの部屋で使えます。風水では、ストライプと同じように家族運アップが期待できます。 ボーダー柄のドレープカーテンはこちら ボーダー柄のレースカーテンはこちら

チェック

チェックは、明るくカジュアルな印象を与えます。トレンドに左右されない人気のある柄で、ギンガムチェック、タータンチェックなどがあります。カントリースタイルのインテリアや、子供部屋によく使われます。ベージュやグレー、黒などの落ち着いたカラーを選ぶと、子供っぽい印象にはなりません。風水では安定運が期待できる柄といわれています。 チェック柄のドレープカーテンはこちら

ドット

水玉や円形をデザインした柄です。カジュアルでかわいい印象になるため、女性から根強い人気があります。原色なら躍動感、パステルカラーならフェミニンな雰囲気、同系色でまとめると大人っぽい印象など、選ぶ色で表情が変わります。部屋の印象に合わせて、ドットの色やサイズ、背景の色に注目しましょう。風水では金運アップが期待できます。

華やかさのあるポピュラーな柄で、少女らしいかわいいデザインから、エレガントで重厚なデザインまで幅広く揃います。色やデザインによって表情が大きく変わるため、環境に合わせて選びましょう。風水では恋愛運アップが期待できます。大柄は新しい出会いのチャンスをもたらし、小柄はパートナーとの関係性を深めるといわれます。 花柄のドレープカーテンはこちら 花柄のレースカーテンはこちら

ボタニカル・リーフ

ボタニカルとは、木や葉っぱ、茎、花、実などの植物が描かれたデザインです。花柄よりも落ち着いた印象になり、リラックスを演出できます。カジュアルなものから上品なものまでデザインが豊富で、インテリアに合わせやすいことが魅力です。風水では、グリーンモチーフは癒し効果をもたらすといわれ、総合運・健康運・金運アップが期待できます。 ボタニカル柄のドレープカーテンはこちら ボタニカル柄のレースカーテンはこちら

【部屋別】おすすめの柄物カーテン

ワンルームやリビング・ダイニング、寝室、和室といった、部屋別におすすめの柄物カーテンについて解説します。
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ワンルーム

ワンルームは窓が1つだけの場合が多いため、統一感が出しやすく、大胆な柄物カーテンを選んでも部屋の印象がバラバラになりません。アートを飾る感覚でカーテンを選ぶのもよいでしょう。横長に部屋を広く見せるボーダーもおすすめです。

リビング・ダイニング

家族が集まる場所には、派手すぎず主張が強くないシンプルな柄物カーテンが最適です。存在感のある柄物カーテンにしたい場合は、ゆったりした余白のある花柄やボタニカル柄を選ぶとおしゃれです。色味はホワイトやベージュ、グリーンなどの明るいアースカラーを選ぶことで、まとまりのある空間に仕上がります。

寝室

リラックスして気持ちよく眠れる空間にするため、無地のカーテンが多く選ばれますが、柄物カーテンを選ぶとワンランク上の豪華な寝室を作れます。ゆったりと大人の時間を過ごすために、シンプルなストライプ、ボーダー柄、癒し効果のあるボタニカル柄が人気です。色味はブラウンやネイビー、ブラックなど落ち着いた色がおすすめです。

和室

和室は障子が定番ですが、最近はメンテナンスのしやすさから、和テイストのカーテンの使用が増えています。アースカラーや淡い色の花柄やボタニカル柄などとの相性がよく、落ち着いた上品な雰囲気を演出できます。

【テイスト別】おすすめの柄物カーテン

部屋やインテリアのテイストに合わせて、柄物カーテンを選ぶ方法もあります。ここではテイスト別柄物カーテンを解説します。

北欧

北欧テイストとは、シンプルでナチュラルな木のインテリアに、明るい配色を取り入れたスタイルです。柄物カーテンで取り入れやすいのは、白地をベースにした花や動植物など、自然を感じられる柄です。クッションやラグとのカラーバランスを考慮することでより北欧テイストのお部屋に仕上がります。

ナチュラル

ナチュラルテイストとは、木の家具や植物が似合う、アースカラーのインテリアで統一されたスタイルです。グリーンやベージュなどアースカラー系を使い、鮮やかな色・濃い色は避けます。柄物カーテンを取り入れる場合は、ボタニカル柄やゆったりした印象の控えめなボーダー柄がおすすめです。

モダン

モダンテイストとは、都会的でスタイリッシュなスタイルです。ガラスや金属などの無機質なインテリアや、白黒などモノトーンの配色が好まれます。柄物カーテンはグレー、白、ブラックを中心にした幾何学模様や個性的な柄、シャープなストライプが最適です。

フェミニン

フェミニンテイストとは、女性らしさを意識したスタイルです。明るいグレーやピンクを混ぜたような優しい色味や、クッションやラグなどの柔らかい質感のアイテムが好まれます。カーテンはダマスク柄や花柄を選ぶとおしゃれな空間を演出できます。

まとめ

一見抵抗のある柄物カーテンですが、上手に選べば、センスのよい部屋を作ることができます。柄物カーテンを選ぶ際は、柄の大きさ、生地の素材、カラーバランス、視覚効果の4つを意識しましょう。部屋やインテリアのテイストに合わせて、最適な柄を選ぶ方法もおすすめです。 ララカーテンは、存在感抜群の柄物デザインシアーカーテン「ROKU」をはじめとしたオリジナルデザインボイル・レースカーテンが人気のカーテン専門店です。日本国内縫製で、丈1cm単位のサイズ指定ができるカーテンをお手頃な価格で提供しています。ララカーテンならではの、目を惹く柄物のカーテンを続々開発中ですのでぜひご利用ください。 カーテンの購入はこちら

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